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スタートアップのための知財キーワード解説

第20回●「商標登録のフロー」

【シンプルに表すと?】

商標登録出願→審査→(拒絶理由通知が届いた場合)意見書・補正書を提出→登録査定→登録料を納付→設定登録→商標権が発生

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【図は特許庁のサイトから】

商標登録は、専門家に依頼したほうがいいのでしょうか。

IP BASE:ご自身でもできますが、指定商品・役務を決める部分は、判断が難しい場合があるので専門家に見てもらうと安心です。また、拒絶された場合の意見書は、専門家に書いてもらうほうが有効なケースが多いです。

会社名は商標登録をしたほうがいいのでしょうか?

IP BASE:同じ名前の会社があり、先に商標登録されている場合には、名前変更を余儀なくされることがあります。このような事例は意外に多いので、できれば会社を設立する前に先行商標調査をして、登記のタイミングで商標登録も出願されることをお勧めします。出願して登録されることで、似たような名前の同業者を排除できます。

商品・サービス名を商標登録するタイミングは?

IP BASE:少なくとも商品・サービスを始める前には、まず商標を調べてほしいですね。開発と同時に出願を進めて、サービスを開始する時点には、設定登録できるようなスケジュール感が理想です。

社名を商標登録していないときに起こりうるトラブルは?

IP BASE:登記されていれば大丈夫だと思っていても、例えば、海外企業のサービス名と類似していて、警告されるケースもあります。ビジネスの拡大を考えているなら、日本のみならず海外の企業にもアンテナを張っておいたほうがいいでしょう。