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イベントレポート

「フクオカ・スタートアップ・セレクション2018」にて知財に関するセッションを開催しました!

福岡のスタートアップコミュニティーの中心地「Fukuoka Growth Next」で、2018年11月29、30日に開催された「フクオカ・スタートアップ・セレクション2018」。福岡のスタートアップ企業、投資家、大手企業が一堂に会して、ビジネスチャンスを広げるためのマッチングイベントの中で、29日15時から特別セッション「スタートアップだからこそ、知っておきたい知財戦略」を実施した。

2日間にわたって100人以上が集まり、オープンイノベーションのテーマにした基調講演に始まり、ピッチイベントやファッションをテーマにしたアイデアソン、マッチングの懇親会が実施された。

9日15時から「スタートアップだからこそ、知っておきたい知財戦略」には、スタートアップ企業と知財をマッチングすることを目的に知財の重要性を伝えるビジネスセッションが行なわれた。知財戦略で先行する福岡のスタートアップ企業の成功談や失敗談から、知財戦略がいかにスタートアップにとって重要か、また知財へのアプローチ方法を知ることができた。

登壇したのは経済産業省特許庁の貝沼憲司氏、kyulux CTO兼知財部 部長の岡田久氏、炭化の代表取締役社長の入江康雄氏、ASCII STARTUPのガチ鈴木の4名。

貝沼氏はセッションの冒頭で特許庁が推し進めるスタートアップ支援施策について紹介。特許申請の早期対応やスタートアップ向けのプラン紹介、また先行するスタートアップ企業の知財戦略事例など、特許庁の支援も活発化してきている。

kyuluxは九州大学発のスタートアップ企業、第3世代青色有機EL発光材料の実用化、ビジネス化を狙う企業。大学発スタートアップらしく、知財に関わる部分は意識を強く活動している。一方、炭化は独自の鮮度保持剤を販売する九州のスタートアップ企業。海外戦略を見据えて、弁理士との戦略について語るなど、生の声を聞くことができた。



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