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イベントレポート

横浜で「YOXO Study Series スタートアップのための知財戦略」を開催しました!

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2020年1月10日、横浜市関内地区につくられたベンチャー企業成長支援拠点「YOXO BOX」にて、スタートアップ向けの勉強会イベント「YOXO Study Series スタートアップのための知財戦略」が開催された。

イベントには、株式会社メルカリ 会長室政策企画マネージャーの上村篤氏、横浜萬国特許事務所 代表弁理士/中小企業診断士の東谷勉氏、特許庁 企画調査課の進士千尋氏と関口嗣畝子氏が登壇し、商標についてのトークセッションとセミナーを実施した。

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YOXO BOXでは、スタートアップ向けのセミナーや交流イベントを毎週開催しており、月に1回実施予定の専門知識が学べる勉強会セミナー「YOXO Study Series」として実施された。

トークセッションでは、「STARTUPs×商標」をテーマに、メルカリの上村氏、横浜で活動する弁理士の東谷勉氏、特許庁の進士氏が登壇。上村氏は、LINEやメルカリの知財部門での経験をもとに、企業のサービス名称やロゴを決める際の考え方や商標を出願する際の注意点を解説した。

東谷氏は、これまでに受けた商標に関する相談事例を挙げ、スタートアップが陥りがちな商標トラブルと対策、専門家への依頼方法についてアドバイスした。

セミナー「商標って?」では、特許庁 企画調査課 関口嗣畝子氏が、商標の概要として、区分、出願書類の書き方、出願から商標権を取得するまでの流れ、商標の効力について解説。また、事業戦略に合わせた商標の取り方の事例として、有名な飲食サービス事業者の登録状況を紹介した。

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セミナーの最後に「J-Platpat」を使った商標検索の方法を説明し、希望者には、特許庁スタートアップ支援班による商標に関する相談や、気になる商標を実際に調べるためのワークショップが実施された。

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【関連サイト】

  • ・「YOXO Study Series スタートアップのための知財戦略」詳細レポートはこちら 
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