イベント告知・レポート
「CEATEC 2024」にて、特許情報を生かした事業連携に関するセッションを実施しました!
スタートアップ向けの知財戦略ポータルサイト「IP BASE」を展開する特許庁スタートアップ支援班は、2024年10月15日から18日まで幕張メッセで開催された日本最大級のデジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2024」に参加。会期3日目の10月17日午前に、「特許情報を駆使して未来のニーズを先取りする連携提案術」と題したセッションを実施しました。
同セッションでは、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が公開する「スタートアップのための事業会社との連携マニュアル」をもとに、知財情報を活用した連携候補の探し方と連携提案書の作り方などについて紹介しました。
セッション後半には、特許庁の主任産業財産権専門官 高田龍弥氏をモデレーターに、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の辻未津高氏と片山晴紀氏、株式会社テックコンシリエの鈴木健二郎氏を交えたパネルディスカッションを実施。「オープンイノベーションにおける課題は?」、「出会いの質を高める:特許情報を駆使した“偶然”ではないオープンイノベーション」、「特許情報を事業提案にどう活かすか? 刺さる連携パートナーシップの築き方」という3つのトピックについて議論しました。
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 kikippa 事業部長
辻未津高氏
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 知財部長
片山晴紀氏
株式会社テックコンシリエ 代表取締役
知財ビジネスプロデューサー
鈴木健二郎氏
特許庁 総務部 普及支援課 主任産業財産権専門官
高田龍弥氏
セッションの中でモデレーター高田氏が、オーディエンスに対して所属する企業規模などを問いかけたところ、大企業から中小企業、スタートアップまで幅広い参加者が集っていました。セッション会場は満席で立ち見が出るほどとなり、参加者の関心の高さが伺えました。