スタートアップ向けの知財戦略ポータルサイト「IP BASE」を運営する特許庁のスタートアップ支援班が、11月13日(木)、日本経済新聞社 NIKKEI THE PITCHが主催する「事業成長の武器になる！スタートアップのための実務戦略セミナー」に登壇しました。本イベントは東京都渋谷SOILとオンラインのハイブリッドにて開催されました。

オープニング後、トークセッション①には特許庁 総務部 企画調査課 スタートアップ支援班の神成勇輝氏が登壇。「特許庁・INPITのスタートアップ知財支援施策」というテーマで、特許庁が行っているスタートアップ向けの施策について、事例を交えたピッチを行いました。スタートアップにとって役に立つスーパー早期審査や料金支援制度、知財コミュニティ「IP BASE」、知財アクセラレーション事業「IPAS」などを紹介しました。

特許庁 総務部 企画調査課 スタートアップ支援班 神成勇輝氏

続くトークセッション②のテーマは「仮想株式で社員に選ばれる企業へ〜エンゲージメントストック〜」。南青山アドバイザリーグループ 株式会社 南青山税理士法人 代表の仙石 実氏が登壇しました。従業員のエンゲージメントを高めるための新しい株式設計「仮想株式（エンゲージメントストック）」の仕組みと実務について解説が行われました。

南青山アドバイザリーグループ 株式会社 南青山税理士法人 代表 仙石 実氏（公認会計士／税理士／公認内部監査人）

トークセッション③は、「スタートアップ出口戦略としてのM＆A」というテーマで、株式会社ケップルの米安隼人氏が登壇しました。ケップルにてM&A支援やスタートアップ投資など、豊富な案件支援をしている米安氏の経験をもとに、IPO・M&Aの判断基準や資本政策の設計、買い手とのコミュニケーションなど、“成功するエグジット設計”の実務がわかりやすく論じられました。

株式会社ケップル 米安隼人氏（公認会計士）

当日の詳細なレポート記事は、後日IP BASEで公開予定です。

▼アーカイブ動画はこちら（NIKKEI THE PITCH公式サイト）▼
https://pitch.nikkei.com/library/77/