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イベント告知・レポート

再生医療をテーマにした「RINK FESTIVAL 2019」にて知財セミナーを開催しました!

2月8日、かながわ再生・細胞医療産業化ネットワーク(RINK)が、初の大型イベント「RINK FESTIVAL 2019」を開催した。本イベントでは再生医療の実用化や産業化促進のためのセミナーやベンチャー各社のピッチ、さらに医療ベンチャーのための知財セミナーなど、再生医療関連の企業や投資家に役立つ展示やセミナーなどが行なわれた。

「RINK FESTIVAL 2019」

医療ベンチャーによるピッチイベントは、ゲノムやiPS細胞を活用する研究や製品、あるいは薬剤の開発といった再生医療にまつわる最先端技術の発表や、細胞を分離するためのセルソーター、インクジェット技術の応用、細胞の発光など、研究を支援する製品についてのプレゼンのほか、体臭測定キットや育毛剤開発といった一般の方にも身近な話題まで多岐にわたって行なわれた。

【制御性T細胞を使った、自己細胞療法を臨床利用を解説する様子。】

またこのイベントの締めくくりとして、バイオ系スタートアップのための知財セミナーも開催され、特許庁が実施している特許取得期間の短縮やアクセラレータプログラムを紹介。他にも、特許取得費用の低減や、スタートアップが使いやすいポータルサイト構築についても語られた。

【知財セミナーに登壇した特許庁 総務部企画調査課 課長補佐(ベンチャー支援班長)の貝沼憲司氏】

さらに知財セミナーでは、医薬品における特許戦略についてのセミナーも開催され、医薬品の添付文書の重要性を解説。権利独占期間をいかにして長く保持するかについて、オプジーボやシアリスといった医薬品の例をもとに、特許戦略の立て方を指南した。

【弁理士の大門良仁氏によるセミナーはオプジーボの特許戦略といった具体例でわかりやすく解説。】

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