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イベントレポート

「AI(人工知能)スタートアップと考える知財戦略 by IP BASE in 愛知」に特許庁 ベンチャー支援班長 鎌田氏が参加しました!

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 特許庁ベンチャー支援班は2021年10月1日、スタートアップ向けの知財戦略オンラインセミナーイベント『AI(人工知能)スタートアップと考える知財戦略 by IP BASE in 愛知』を愛知県のなごのキャンパスから無料配信した。イベントでは、河野特許事務所 所長弁理士の河野 英仁氏によるセミナー「AIスタートアップの知財戦略~Googleに学ぶAI特許戦略~」と、愛知県のスタートアップ2社との公開相談会を実施した。

 冒頭では、愛知県のスタートアップ推進課の嵯峨﨑氏が登壇し、2024年に開設予定のスタートアップ創出拠点「ステーションAi」の全身組織である「プレ・ステーションAi」の活動と、愛知県のスタートアップ支援プログラムを紹介した。

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愛知県 スタートアップ推進課の嵯峨﨑氏

 続いて第1部は、特許庁ベンチャー支援班の鎌田氏が特許庁のスタートアップ支援施策を紹介。スタートアップの知財コミュニティポータルサイト「IPBASE」の機能、知財アクセラレーションプログラム(IPAS)、特許料等の減免制度、全都道府県に設置されているINPIT知財総合支援窓口について説明した。

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経済産業省 特許庁 ベンチャー支援班長の鎌田哲生氏

 第2部は、ゲスト講師の河野氏によるセミナー「AIスタートアップの知財戦略~Googleに学ぶAI特許戦略~」を実施。GoogleのAI特許戦略をモデルケースに、AIの技術発明を「AIアルゴリズム発明」と「AI利用発明」の2つに分け、アルゴリズム特許として代表的な「ドロップアウト特許」や「バッチノーマライゼーション特許」、AI利用発明の「医療イベント予測特許」などを例に、それらの特許をどのようにビジネスに活用しているのかを解説した。

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河野特許事務所 所長弁理士 河野英仁氏

 第3部は、河野氏と特許庁鎌田氏への公開知財相談会を実施。参加したのは、AIを用いたマップ・ナビシステムを開発する株式会社New Ordinaryの取締役副社長COO 和歌汰樹氏と、病虫害診断AIアプリを開発する株式会社ミライ菜園の代表取締役 畠山友史氏で、どちらも愛知県の「プレ・ステーションAi」に入居するAIスタートアップだ。

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株式会社New Ordinary COO 取締役副社長 和歌汰樹氏

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株式会社ミライ菜園 代表取締役 畠山友史氏

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