2021年11月30日、イノベーションに向けた挑戦の場としてのビジネス拠点「京都リサーチパーク」にてバイオベンチャーの共同研究をテーマにした知財戦略を語るセミナー『「特許庁」に学ぶ!バイオベンチャー向け大企業との共同研究のポイント』が開催された。 (左から)京都リサーチパーク株式会社新事業開発部池田瑠里子氏、特許庁総務部企画調査課 ベンチャー支援係長今井悠太、株式会社オリゴジェン代表取締役城戸常雄氏、辻丸国際特許事務所弁理士南野研人氏 関西地域でもとくに注力領域になっている、「バイオ」分野の中でも、大企業との共同研究に焦点を当てて、知財戦略について講演とトークセッションを実施。株式会社オリゴジェン代表取締役の城戸常雄氏、ライフサイエンス系で活躍する知財専門家の辻丸国際特許事務所弁理士の南野研人氏、特許庁からは総務部企画調査課ベンチャー支援係長の今井悠太が登壇した。 研究開発型ベンチャーであるオリゴジェン城戸氏からは最新の研究開発内容や知財戦略における経験に基づいたアドバイス、辻丸国際特許事務所南野氏からは大企業と共同研究するにあたりバイオベンチャーが陥りやすい注意点、その対策について解説された。その中で特許庁からはスタートアップ支援チームによるスタートアップ向け施策が紹介された。 またこのイベントは2022年春に大阪建都でオープンする「ターンキーラボ」とのコラボも兼ねており、オフィス機能、細胞培養が可能な実験機器、ビジネスラウンジなどを備える施設の紹介も行なわれた。 ■関連サイト 京都リサーチパーク 「特許庁」に学ぶ!バイオベンチャー向け大企業との共同研究のポイント ターンキーラボ 関連記事 2021/11/26 13:00 CEATEC 2021 ONLINEにおいて「経営・事業に資する知財情報の活用に向けて」についてセッションを実施しました! 2021/12/22 16:00 日本弁理士会関東会と共同で、「スタートアップ向けセミナー ~スタートアップ企業に必要な知財人材と体制~ By IP BASE」をオンライン開催しました!