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イベントレポート

オンラインセミナー「起業前から知っておきたい知財基礎知識by IP BASE in 神奈川」を開催しました!

 2022年2月22日、特許庁ベンチャー支援班はスタートアップ向けオンラインセミナー「起業前から知っておきたい知財基礎知識by IP BASE in 神奈川」を神奈川県のベンチャー支援拠点「SHINみなとみらい」の協力のもと無料配信した。

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 セミナーでは、知財専門家のオリーブ国際特許事務所の川上美紀氏、横浜市のベンチャー株式会社CSイノベーションの筒井雅夫氏、独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部 インキュベーション担当参事 大原 隆義氏、特許庁総務部企画調査課 ベンチャー支援係長 今井悠太が登壇し、創業期のベンチャー企業でも知っておきたい知財の基礎知識をテーマにした講演とパネルディスカッションを実施した。

 第1部は、特許庁の今井より特許庁が提供しているスタートアップ支援施策として、スタートアップ向け知財ポータルサイト「IP BASE」のコンテンツと知財アクセラレーションプログラムIPASの概要、全国47都道府県に設置されている知財総合支援窓口を紹介した。

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 第2部は、オリーブ国際特許事務所の川上氏の講演「起業前から知っておきたい知財基礎知識」では、1)知的財産権、2)特許制度、3)商標制度の3つの概要と、特許の出願から査定の流れや、商標権侵害になるケースについて事例を交えながら解説した。

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 第3部は、株式会社CSイノベーションの筒井氏が「CSイノベーションの知財戦略」と題し、自社で実際に体験したトラブル事例から、他社との連携時で気を付けること、契約書の重要性や情報を守るための具体的な方法について語った。

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 第4部は、中小企業基盤整備機構の大原氏が、中小機構の創業・ベンチャー支援事業として、インキュベーション施設の支援内容、アクセラレーションプログラムFASTAR、Japan Venture Awardsについて紹介した。

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 第5部のパネルディスカッションには今井、川上氏、大原氏、筒井氏の4名が参加。よくある知財トラブルとリスク、大学発ベンチャーの大学帰属の特許の取り扱い、専門家の探し方や活用法について議論した。

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