イベント告知・レポート
「大学発スタートアップの知財戦略とベンチャーキャピタルとの付き合い方」に参加しました!
スタートアップ向けの知財戦略ポータルサイト「IP BASE」を展開する特許庁スタートアップ支援班は、2024年10月11日(金)に開催された、岩手大学主催の「大学発スタートアップの知財戦略とベンチャーキャピタルとの付き合い方」(場所:盛岡市産学官連携研究センター)に参加しました。
東北大学を主幹とする、東北地方の大学スタートアップエコシステム形成プラットフォーム「みちのくアカデミア発スタートアップ共創プラットフォーム(MASP)」と特許庁協力のもと開催された本イベントは、大学発ベンチャーの知財戦略をテーマにした、研究者、学生、知財関係者、ベンチャー、スタートアップのための勉強会です。
大学の研究成果を活用する大学発ベンチャー、スタートアップにとって必要不可欠だが、十分に対応ができていないケースの多い「知財戦略」と「ビジネスモデルの策定」について、事業を拡大するためにベンチャーキャピタルからの出資を得るために必要な戦略を企業側の戦略、ベンチャーキャピタル両面の視点で展開しました。
第1部は株式会社バイオコクーン研究所 研究部 部長 博士(農学)の石黒慎一氏と、第一工業製薬株式会社 研究本部 知的財産部 部長 弁理士の正司武嗣氏が登壇し、「岩手大学発ベンチャー バイオコクーン研究所の事業における知財戦略」を講演。
第2部は「スタートアップの知財戦略とベンチャーキャピタルの付き合い方」の題で株式会社ファストトラックイニシアティブの深津幸紀氏が登壇。
第3部は特許庁から総務部 企画調査課 知的財産活用企画調整官の金子秀彦氏が登壇し、スタートアップ向けの知財施策を紹介しました。
第4部はトークセッションとして、東北大学の宇佐見晃氏をファシリテーターに、第1部から第3部の登壇者とともに「研究開発型ディープテックベンチャーにはどういう知財戦略が必要か?」の題で議論しました。