スタートアップ向けの知財戦略ポータルサイト「IP BASE」を展開する特許庁スタートアップ支援班は、2024年11月20日（水）に開催された、日本弁理士会主催、愛知県、特許庁が共催のセミナーイベント「これから知財活動をはじめるスタートアップのための勘所【スタートアップ支援セミナーin名古屋】」（場所：愛知県名古屋市STATION Ai）に参加しました。

「スタートアップ支援セミナーin名古屋」は、社内に知財専任者がいないスタートアップ、事業成長に資する知財活動の取り組みに興味があるスタートアップを対象としたセミナーです。イベントは3部構成の講演と、セミナー後は知財相談会が会場で実施されました。

　第1部では「新規事業開発における知財専門家との連携」を題に、弁護士法人さくら合同 さくら国際特許法律事務所の弁理士の森岡智昭氏が、知財の専任者が社内にいないスタートアップのために、知財専門家との連携、事例について解説。第2部は株式会社エアロネクスト知財技術部部長、　TopoLogic株式会社取締役COOで弁理士の澤井周氏が、「SUの中から見た知財支援の重要性」を題に、スタートアップ、支援者として知財に必要なアクションを説明しました。

　第3部ではINPIT（独立行政法人 工業所有権情報・研修館）が制作した、スタートアップに知財の重要性を呼び掛ける全5話のWebショートドラマ「スタートアップは突然に」を会場で視聴しながら、特許庁 総務部 普及支援課 主任産業財産権専門官の高田龍弥のモデレートのもと、日比谷パーク法律事務所のパートナー井上拓氏が各エピソードに対して関連トークを展開いたしました。