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IPAS(知財アクセラレーションプログラム)運営の手引き

5.2.2 Demo Day(成果報告会)

IPAS 成果報告会の開催目的は、メンタリング終了後に①メンタリングの成果を広く周知し事業主旨の認知度向上、②専門家候補および来期参加のスタートアップ双方に向けた事業のすそ野拡大です。
IPAS2021 では聴講対象者として IPAS に応募し得るスタートアップ、 IPAS に専門家登録し得る知財およびビジネスの専門家、 VC や大企業の新事業企画担当、メディア関連などのイノベーション業界の関係者を想定し実施しました。

イベント開催のフロー

留意点

企画

  • 開催目的を整理する
  • 対象者・人数・時間を決める
  • 登壇者を決める
  • 日程・会場を決める

成果報告会の開催目的を踏まえ、開催の方向性および具体的なプログラムの検討を行う。
事前にスタートアップおよびメンターの都合を確認し、可能な限り参加者が最大となる日時を設定する。

準備

  • 開催当日までのスケジュール策定をする
  • 宣伝・告知をする
  • 当日の運営担当者の役割分担をする
  • 当日の進行表の作成を行う
  • 機材等の手配をする
  • 会場の下見をする

実施

  • アーカイブ配信のために録画する
  • トラブルに備えてバックアップ体制をもつ

フォローアップ

  • アンケートへの回答を依頼する
  • アーカイブを配信する
  • アンケート結果を分析し、次回に活かす

主なコンテンツ

スタートアップ各社による課題・成果報告(ピッチ)

ピッチではスタートアップの事業紹介と、IPASのメンタリング成果を発表項目に含める。

ポイント

オーディエンスにより伝わりやすくするため分かりやすい写真、図、動画等入れることが好ましいです。また、メンタリング成果については解決に向けてどのようにメンタリングに取り組み、どのような結果に至ったか発表することが有効です。また、その他には支援を受けた感想や、将来展望・意気込みを発表してもらうようにすると良いです。

スタートアップとメンターによる座談会

座談会ではスタートアップおよびメンターがメンタリングを振り返りながら、その成果を報告します。

ポイント

スタートアップとメンタリングチーム全員から、メンタリングがどのように進められていったかについて等を話してもらうことで、オーディエンスに対してメンタリングプロセスのイメージがつかみやすいようにすることが重要です。

Point!

ピッチ、 座談会ともに機密事項や戦略の方向性を含まないよう注意が必要です。
その他以下のような事例には注意が必要です。

問題となる事例

他人の著作物を入れ込む
機密情報をスライド・口頭発表に含む
比較広告:自社技術は〇〇社と比較して△△に優れているといった固有名称をあげての比較

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